埼玉・上尾中央総合病院が最新の手術支援ロボット、「ダビンチSPサージカルシステム」を7月に関東初導入
配信日時: 2023-07-11 14:00:00
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院(院長 徳永 英吉)は、2023年7月に手術支援ロボットの最新機種「ダビンチSPサージカルシステム(以下 ダビンチSP)」を、関東で初めて導入しました。
既存のダビンチXiサージカルシステム2台と、合わせて3台の手術支援ロボットが稼働することになります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/361552/LL_img_361552_1.jpg
ダビンチSP手術のイメージ図
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/361552/LL_img_361552_2.jpg
ペイシェントカート
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/361552/LL_img_361552_3.jpg
インストゥルメント拡大図
画像:いずれもインテュイティブサージカル合同会社提供
■「ダビンチSP」とは
ダビンチSPは、インテュイティブサージカル合同会社が提供する手術支援ロボットの最新機種(※1)です。従来の手術支援ロボットとの大きな違いは、1本のアームから屈曲するカメラと複数のインストゥルメント(鉗子)を操作するシングルポート(単孔式)システムにあります。従来のマルチポートシステムでは複数ヵ所必要となる切開創(手術のきず)を1つに減らすことで、従来のロボット支援手術のメリットはそのままに、より低侵襲(身体への負担や痛みの軽減)かつ整容性(傷あとなどの美容面)に優れた手術を実現できます。
(※1)2023年1月、日本における薬事承認
■上尾中央総合病院でのダビンチSP手術
2023年7月現在、ダビンチSPを有する施設は限られており、当院が国内で4番目、関東では初めての導入となります。
まず初めに、ダビンチSPの特長を活かして、骨盤内の狭いスペースでち密な操作が求められる泌尿器科領域(前立腺がん、女性骨盤臓器脱)の手術を開始いたします。
当院には、複数名の日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医(手術指導医)が在籍しております。ロボット支援手術に熟練した医師たちが、安全で質の高いロボット手術を提供すべく日々精進しております。
そして、さらに頭頸部外科領域(中咽頭がん、下咽頭がんの手術)、婦人科領域(子宮摘出手術)等への展開を予定しています。
地域の皆様に“より安全で質の高い医療”を届けるべく、これからも尽力して参ります。
■法人概要
名称 : 医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院
開設者 : 理事長 中村 康彦
管理者 : 院長 徳永 英吉
所在地 : 〒362-8588 埼玉県上尾市柏座1-10-10
開設日 : 1964年12月1日
病床数 : 総病床数733床(うち感染症病床9床)
指定医療機関: 地域がん診療連携拠点病院/地域医療支援病院/
第二種感染症指定医療機関/災害拠点病院/救急指定病院/
搬送困難事案受入医療機関 他
URL : https://www.ach.or.jp/
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