マクニカ、製造業向けのデバイスアセスメントサービスをリリース

プレスリリース発表元企業:株式会社マクニカ

配信日時: 2023-03-28 10:00:00





~IT/OT/IoT環境に潜むセキュリティリスクを網羅的に可視化し、対策強化を支援~


半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、製造業におけるIT/OT/IoTデバイス数や種類を可視化し、それらのセキュリティリスクを加味したレポートを提供する独自の「デバイスアセスメントサービス」をリリースしたことを本日発表いたします。これにより、製造業のIT/OT/IoT環境における潜在的なセキュリティリスクを容易に可視化し、優先的に実施すべきセキュリティ対策の強化を支援いたします。

■背景
製造業において、生産ラインのIoT化をはじめとしたDXの取り組みが始まっています。IT環境だけでなく、従来隔離ネットワークで運用されていたOT環境(工場システム)においても、IoT機器がクラウドなどの外部ネットワークと接続する機会が増えています。それに伴い、サイバー攻撃の被害に繋がるリスクは増加しており、製造業を狙う標的型攻撃において、十分なセキュリティ対策がされていないIoT機器を起点にサイバー攻撃を受け、業務停止に追い込まれるなど、サプライチェーン全体に影響を与える事案も発生しています。
一方、IT/OT/IoTが混在する環境では、適切なセキュリティ対策を実施するにあたり、まずはリスクとなり得る自社のデバイスを把握した上で対策の優先順位を決定することが理想ですが、以下のような課題から適切な対策を進められないケースが多くあります。

・セキュリティに関する知見やスキル不足で、対策が進められない
・管理台帳で管理しているが、実際のデバイスと内容が一致しているか不安
・IT/OT/IoTの様々なデバイスやそれぞれ異なる管理者が存在するため、網羅的に管理できていない

■「デバイスアセスメントサービス」の概要
この度、マクニカでは、上記のような製造業におけるセキュリティ課題を解決するために、独自の「デバイスアセスメントサービス」をリリースしました。
本サービスは、お客様環境に設置する分析装置にて、IT/OT/IoT環境に存在するデバイス一覧情報(PC、サーバー、スイッチ、PLCなど)を、ミラーポートの通信情報から取得・可視化し、それらのセキュリティリスクを加味したレポートを提供するスポット利用サービスです。これにより、IT/OT/IoTが混在する複雑な環境においても、抜け漏れのないデバイス把握が可能となります。また、マクニカが製造業のお客様を数多く支援する中で蓄積してきたセキュリティ知見を活用した独自レポートによって、優先的に実施すべき対策が明示されます。

■「デバイスアセスメントサービス」の特徴
・IT/OT/IoT環境の網羅的な可視化
IT/OT/IoTのいずれかの環境だけでなく、すべての環境下にあるデバイスをエージェントレスで可視化が可能です。デバイスが接続されているネットワークからスイッチポートまでを可視化することで、それぞれのデバイスの物理的な位置まで把握できます。

・マクニカの豊富なセキュリティ知見を活用した独自レポート
これまで数多くの製造業のお客様にコンサルティング、ソリューション導入、運用支援を実施してきた結果、脅威情報や適切な対策アプローチについて様々なセキュリティ知見を蓄積してきました。これらの知見を活用した本サービスの提供により、お客様それぞれに最適な対策のアプローチができるよう支援します。

・多様なデバイス情報の取得による検疫ネットワークの実現
IP、MACアドレスだけでなく、アンチウイルスソフトの稼働状況やパッチ適用状況などのデバイス情報を取得することで、安全性の確認ができたデバイスのみ社内ネットワーク接続を許可する検疫ネットワークの実現が可能です。

・継続的な自社環境のデバイス把握とリスクの検知&制御
本サービスは、分析装置としてフォアスカウト・テクノロジーズ社の製品を一度だけ利用して、自社の特定拠点のデバイス状況を確認するスポット利用サービスですが、サービス利用後に製品を継続して導入いただくことも可能です。これにより、各デバイスに対するリスクの検知や、安全でないデバイスの制御を継続的に実施し、より安全な社内環境を実現します。

<本サービスの利用イメージ>


画像 : https://newscast.jp/attachments/Cf7qJkOWCCj0cucXRaGG.png


<分析装置の設置イメージ>


画像 : https://newscast.jp/attachments/1QVul9Sns9OHtkorpvyT.png


本発表にあたり、フォアスカウト・テクノロジーズ株式会社 日本法人代表 社長 西山氏は次のように述べています。
「当社、フォアスカウト・テクノロジーズ株式会社は、この度のデバイスアセスメントサービスのリリースを心より歓迎するとともに、本サービスの展開を全面的に支援いたします。本サービスをご採用いただくことで、多くの製造業のお客様のセキュリティレベルの向上やセキュリティ対策強化が可能となると考えております。今後も当社はフォアスカウト認定ディストリビューターである株式会社マクニカとのパートナーシップをさらに強化し、お客様に最適なソリューションを提供してまいります。」

マクニカは、本サービスのリリースを皮切りに、対策選定後の運用を支援するサービスなどの拡充も予定しています。今後もお客様の課題に向き合い、最適なソリューションを開発提供することで、日本企業のセキュリティ強化を支援していきます。

【サービスの詳細はこちら】
https://www.macnica.co.jp/business/iot_security/manufacturers/forescout/device_assessment_service.html

【サービスのお問合せ先はこちら】
株式会社マクニカ Forescout製品担当
TEL:045-476-2010
E-mail:fsct-sales@macnica.co.jp


※株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。


フォアスカウト・テクノロジーズ株式会社について


フォアスカウト・テクノロジーズ株式会社は、サイバーセキュリティの分野において20年以上の歴史を持つ米国Forescout Technologiesの日本法人です。なかでもエージェントレス型ネットワークアクセス制御(NAC)においては、常にマーケットをリードし続けています。昨今では自社での研究開発および企業買収により、クラウドやITのみならず組織ネットワークに接続されているOTやIoTなど、様々なデバイスを網羅的に可視化し、その情報を効果的に活用、リスクの低減や制御を実現するソリューションを提供しています。詳細はWebサイト(https://forescout.jp/)をご覧ください。


株式会社マクニカ について


マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス・ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24か国/地域80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。




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プレスリリース提供元:NEWSCAST