大阪のゴム製品製造会社に、防錆対策に関する問い合わせが急増 急速に進む道路や橋などのインフラの老朽化問題を背景に売り上げが前年比200%増

プレスリリース発表元企業:共和ゴム株式会社

配信日時: 2023-02-28 09:30:00

創業1971年のゴム製品、プラスチック製品の製造会社である共和ゴム株式会社(本社:大阪府枚方市、代表取締役:寺阪 剛)は、インフラ長寿命化対策商品として、高力ボルト・超高力ボルト用のボルトヘッド側の防錆キャップの問い合わせが約3倍に増加し、開発への取り組みを行いました。
高力ボルト・超高力ボルト用ヘッドキャップは耐候性、耐久性に優れたゴム材質を選定しておりボルトのヘッド側に被せることで優れた防錆性を発揮し、点検時に外せて再度装着が可能です。また連結タイプなので遅れ破壊(静的破壊)によるボルトの落下を防ぎます。


【高度成長期に建設されたインフラが50年以上経過、急速に進むインフラの老朽化】
いま、高度成長期に建設されたインフラが50年以上経過し、道路や橋などインフラの老朽化が急速に進んでいることが近年社会問題となっています。それを踏まえ政府は114兆3812億円の23年度予算案を閣議決定し、高水準の公共事業関係費を維持して国土強靭化に重点的に取り組むことを発表しました。国土強靭化とは、平成23年に発生した東日本大震災を受け、平成25年に施行された国土強靱化基本法に基づき、大規模な災害からの被害の最小化に向けた重点施策を盛り込んだ計画のことで、22年度当初予算を6兆7848億円上回り、初めて110兆円を超えました。インフラ老朽化対策による長寿命化、防災・減災対策に一層注目が集まっています。
出展元URL: https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01482/


【防錆対策用品への問い合わせが3倍増】
そのような中、当社へ防錆対策用品の問い合わせが急増しています。
〇HPへの問い合わせ約3倍増21年1月~12月と22年1月~12月比較
〇売上前年比200%増
21年度売上277万円→22年度売上560万円

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/347214/LL_img_347214_1.jpg
CCT試験200サイクル後

また、このニーズに応えるべく、当社ではヘッド側の防錆キャップの開発に取り組み、23年1月に製品化に成功しました。CCT試験(複合サイクル試験)200サイクルをクリアしており、錆を防ぐ効果は実証済みで特許申請もしております。ボルト側には「まもるくん」、ヘッド側には「ヘッドキャップ」と、双方に取り付けることでより一層の防錆効果が期待されます。


【高力ボルト・超高力ボルト用のボルトヘッド側の防錆キャップ詳細】
■特長
・既に錆びている高力ボルト・超高力ボルトのヘッド側に被せることで、錆の進行を防ぎます
・本体がゴム製なので無塗装、メッキ仕様、塗装の3タイプに対応可能
・製品同士は連結しているため遅れ破壊(静的破壊)によるボルトの落下を防ぎます

■製品仕様
【六角ヘッドキャップ】
本体 :EPDMゴム
スポンジパッキン:EPDMスポンジ

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/347214/LL_img_347214_2.jpg
高力ボルト用 六角ヘッドキャップ

【トルシアヘッドキャップ】
本体:EPDMゴム、ネオジウム磁石

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/347214/LL_img_347214_3.jpg
高力ボルト用 トルシアヘッドキャップ

【今後の展開】
防災・減災、インフラ長寿命化の対策品として今後たくさんの需要が生まれ、問い合わせが増加し続けていくことが予測されます。
まず3年以内に売上2,000万円達成を目標に拡販活動に力を注いでいきます。

本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。


【会社概要】
社名 : 共和ゴム株式会社
所在地 : 大阪府枚方市長尾家具町3丁目4番地3
代表者 : 代表取締役 寺阪 剛
設立 : 1974年1月
資本金 : 2,700万円
事業内容: 工業用ゴム製品、各種パッキン、スポンジ全般、合成樹脂成型、加工、
上記の製造および販売、その他、附帯する一切の事業
URL : https://www.kyowa-r.com/


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