世界初※ DENBA技術で自律神経の活動が高まることを実証 ~DENBA JAPAN株式会社と東京大学の共同研究~

プレスリリース発表元企業:DENBA JAPAN株式会社

配信日時: 2022-10-20 11:15:00

電場がHRおよびSRDDに及ぼす影響。SDRRは電場の印加によって有意に増加した。

RR間隔時系列のパワースペクトル密度(PSD)。右パネルは両対数表示。電場有り条件で全体的にPSDが大きくなっていることがわかる。

DENBA JAPAN株式会社は、国立大学法人 東京大学大学院教育学研究科 身体教育学コースの野崎 大地教授および伊藤忠商事株式会社との共同研究により、DENBA技術による15分程度の電場印加が、自律神経(交感神経・副交感神経の双方)の活動を高めることを確認致しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/324836/LL_img_324836_1.png
電場がHRおよびSRDDに及ぼす影響。SDRRは電場の印加によって有意に増加した。

【実証試験の概要】
本研究では、まず、最初に調べるべき事項として、緊張や不安に関係するとともに、加齢や疾患によっても変化する自律神経系の活動レベルに着目しています。自律神経系の活動の評価には、心臓の拍動の時間的変動(心拍変動)を用い、DENBA技術による短時間の電場印加が自律神経系の活動に及ぼす影響の有無を客観的に検証することを本研究の目的としました。

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RR間隔時系列のパワースペクトル密度(PSD)。右パネルは両対数表示。電場有り条件で全体的にPSDが大きくなっていることがわかる。

【試験手順】
(1) 20-56歳の合計22名の被験者に、DENBAのマットを敷いた椅子の上で60分間座位にて安静を保ってもらいました。
(2) このとき、被験者には見えないように、15分間毎にDENBAのスイッチのオン・オフを切り替えました。
(3) この間、記録した心電図から得られたR波の時間間隔(RR間隔)の変動(心拍変動)を分析対象としました。
(4) 被験者は、DENBAのスイッチのオン・オフに伴う微弱電場の切り替えには全く気が付きませんでした。
(5) それにも関わらず、RR間隔の標準偏差、RR間隔のパワースペクトル密度から求めた低周波・高周波の両成分が、微弱電場を印加すると統計的に有意に大きくなることが明らかになりました。
(6) 低周波成分、高周波成分はそれぞれ交感神経、副交感神経活動を反映するとされていることから、DENBAによる微弱電場の印加は、自律神経系の活動を高進させる可能性が高いと結論づけられました。

※空間電場発生装置において(2022年10月19日現在、当社調べ)


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