「ことばによるバイアスに気がつく方法とは」Meiji.net インフォメーション vol.263

プレスリリース発表元企業:学校法人明治大学広報課

配信日時: 2022-09-28 15:00:00

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「ことばによるバイアスに気がつく方法とは」
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概要
ことばの使い方やスピーチ術が注目されています。確かに、言い方ひとつで伝わり方がまったく変わってしまうということがよくあります。それは、コミュニケーションの問題だけでなく、人の人生に大きく影響することもあるのです。ことばのもつ力について詳しく解説します。

ポイント
■「法と言語の諸相、コミュニケーション論、ウェルビーイング」を研究テーマとする堀田秀吾教授が執筆。
■私たちは、世の中の事物や出来事を、見たまま、ことばで伝えられると思いがちだが、ことばは、世界をなんらかの形で切り取って伝えることしかできないと解説。ことばをあらためて見直し、深く考えてみると、自分にどんなバイアスがかかっているのか気づくことになり、自分のことばが豊かになれば世界の切り取り方が増え、多角的な視野が身につくことにも繋がると論述。

■記事構成
ことばによるバイアスに気がつく方法とは
●ことばは世界を文節化している
●ことばによるバイアスは裁判の判決にも影響する
●ことばを深く考えることは日々の豊かさに繋がっていく

執筆教授プロフィール
堀田 秀吾(明治大学 法学部 教授)
■研究分野:法言語学
■研究テーマ:法と言語の諸相、コミュニケーション論、ウェルビーイング
■キーワード:裁判員裁判、法と言語、法言語学、ウェルビーイング
■専門:法言語学、心理言語学、コミュニケーション論、ウェルビーイング
■略歴:
1968年熊本県生まれ(埼玉県出身)
1999年シカゴ大学言語学部博士課程修了。Ph.D.。
2008年オズグッドホール・ロースクール博士課程単位取得退学。
2000年より立命館大学法学部助教授。
2008年明治大学法学部准教授。
2010年から現職。
2013年から2015年までハワイ大学ロースクール客員研究員。
元日本弁護士連合会裁判員実施本部外部学識委員。
近年は、言語学などの専門的知見をもとにコミュニケーションに関する一般書を多数執筆。
■所属学会等:
法と言語学会
法と心理学会
日本語用論学会
日本法社会学会
社会言語科学会
■主な著書・論文
『法と言語―法言語学へのいざない』(共編・くろしお出版・2012年)
Richard Powell, Syugo Hotta, Fathima Marikkar, Law in Japan, Law in the World. Tokyo: Asahi Press, 2011
『法コンテキストの言語理論』(ひつじ書房・2010年) 他、一般書を多数執筆



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