社会調査研究センターがNTTドコモと提携--新時代の選挙・世論調査「dサーベイ(TM)️」を提供
配信日時: 2021-12-13 13:00:00
毎日新聞社などが出資して昨年4月に設立した株式会社社会調査研究センター(代表取締役社長=松本正生埼玉大学名誉教授)は、株式会社NTTドコモとの間で選挙・世論調査に関する基本契約を締結しました。社会調査研究センターは、NTTドコモの運営する「プレミアパネル(R)」を利用し、新時代のインターネット調査「dサーベイ(TM)️」を提供します。
プレミアパネル(R)はNTTドコモのポイントサービス「dポイントクラブ」の会員約8554万人(2021年9月末)のうちパーソナルデータ第三者提供を許諾している約5640万人(2021年9月末)で構成され、有権者の2人に1人を母集団として無作為抽出調査を実施できるのがdサーベイ™️です。
[画像: https://prtimes.jp/i/32749/263/resize/d32749-263-34714c6cb5a6fac1c0bb-0.jpg ]
dサーベイ™️は、携帯・固定電話の番号を無作為に抽出する従来の電話調査とは異なり、全国・全世代に普及したスマートフォンを対象とする全く新しいインターネット調査の方式です。無作為抽出された対象者にはNTTドコモからメッセージR等(ドコモメッセージサービス)が送られ、スマートフォンの操作だけでアンケートに回答できる仕組みです。
従来の電話調査では、見知らぬ相手から電話がかかってくるため特殊詐欺などの不安を感じる人も多く、なかなか調査に協力してもらえないという問題が年々深刻になっています。dサーベイ™️はNTTドコモが配信するメッセージR等で調査への協力を依頼するので、そうした不安を対象者に与えることなく調査を実施することができます。
また、携帯電話の番号を使用する従来調査では地域を限定した調査が難しいという問題もありました。dサーベイ™️は都道府県や市町村、衆院小選挙区など地域を限定した調査が可能なので、各種の国政・地方選挙の情勢調査に適しています。投票を済ませた人を対象に「誰に投票しましたか」と質問する投票行動調査(新出口調査)も可能です。投票当日、投票所の出口で行う従来の出口調査では期日前投票をした人を捕捉できません。dサーベイ™️による投票行動調査は、いつ投票したかを問わないので、期日前投票も含むデータが得られるという特徴があります。
社会調査研究センターでは今年3月以降の各種選挙でdサーベイ™️の実績を重ねてきました。同センターのホームページ(https://ssrc.jp)をご参照ください。
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