セプトンのNova ライダーがCES 2022革新賞を受賞

プレスリリース発表元企業:Cepton Technologies, Inc.

配信日時: 2021-11-16 08:13:00

セプトンのNova ライダーがCES 2022革新賞を受賞

大衆市場のADAS/自律車両アプリケーション向けに100ドル未満の価格帯で提供することを目標とする小型広視野角ライダー  

(米カリフォルニア州サンノゼ)-(ビジネスワイヤ) -- セプトン・テクノロジーズは、近距離用の小型広視野角ライダーセンサーとなる当社のNova ライダーが、車両インテリジェンス&運輸部門でCES® 2022革新賞を受賞したと発表しました。今回の発表は、2022年1月5日から8日までラスベガスおよびデジタルで開催される消費者向け電子製品・消費者向け技術の世界的展示会であるCES 2022に先立って行われたものです。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20211115006340/ja/

Nova weighs less than 350g and has a lidar target size of 3.5 cm (W) X 3.5 cm (H) X 7.5 cm (D). © 2021 Cepton Technologies.Nova weighs less than 350g and has a lidar target size of 3.5 cm (W) X 3.5 cm (H) X 7.5 cm (D). © 2021 Cepton Technologies.

CES革新賞プログラムは全米民生技術協会(CTA)が運営・主催する毎年恒例のコンテストで、27の消費者向け技術製品カテゴリーにおいて傑出したデザインとエンジニアリングを表彰するものです。報道関係者やデザイナー、エンジニアなど、業界通で構成された精鋭審査員団が、革新性、エンジニアリングと機能性、美観、デザイン性に基づいて応募の審査を行いました。今年のプログラムでは、過去最多の応募作品の中からNova ライダーが選ばれており、自動車市場におけるNovaの技術とデザインの価値の高さを示しています。

小型のフォームファクターと広い視野角を持つNovaは、最新の自動車にシームレスに組み込む上で最適な製品です。量産価格は100ドル未満を目標としており、コンパクトさ、視野の広さ、求めやすさの目標という前例のない組み合わせで、世界水準を打ち立てました。

Novaは、ADAS(先進運転支援システム)やAD(自律運転)の機能を向上させるために、認知の死角を最小限に抑えるよう設計されています。

Novaは、カメラ、レーダー、超音波センサーなどの現在のセンサー技術を用いる場合に、物体を近くで検知する際の大きな不足部分に対処することを目的としています。セプトンの特許技術であるマイクロ・モーション・テクノロジー(MMT®を搭載したNovaは、高解像度の3Dイメージングを実現し、小さな子ども、路上の物体、突起物、道路の端などを正確に検知することで、車両の安全性を高め、より高いレベルの自律性を実現します。他の幾つかの近距離ライダーと比べて、Novaは水平方向(120度)と垂直方向(60度)の両方で高い視野角を実現し、サイズ、電力、重量を大幅に削減しています。

Novaは、完成度の高いMMTとセプトンの専有的なライダーエンジンASICによる高度な信号処理により、自動車業界の厳しい要求を満たすように設計されています。車載グレードのライダーであるNovaはASIL-Bの機能的安全性をサポートしており、消費電力は3.5ワット未満(標準)となっています。Novaは車のあらゆるカ所に、車両デザインの美しさを損なうことなくエレガントに組み込むことができ、車両を直接取り巻く周辺環境を360度の範囲で完全に把握することができます。

また、Novaは自動車アプリケーションだけでなく、産業アプリケーション用の自律ロボットや地上車両も実現できます。

今年既に、Novaは2021年Tech.AD欧州アワードの「自律走行車と関連技術の開発における人工知能および機械学習の最も革新的な利用」部門で、第2位に入賞しました。

セプトンの最高経営責任者(CEO)であるジュン・ペイ博士は、次のように述べています。「Nova ライダーの重要な価値提案は、水平・垂直方向の広い視野、非常にコンパクトなサイズ、低消費電力、魅力的な量産価格を兼ね備えていることです。」

「私たちは、これによりNovaを大衆市場向けライダーソリューションにして、日常の乗用車の車両の安全性を大幅に向上させたいと考えています。また、セプトンが特許を取得しているMMTアーキテクチャーは、当社の主要OEM顧客との主なADAS ライダープログラムで供給している長距離ライダーで既に使用されているものですが、NovaにはMMTアーキテクチャーの規模を拡大したバージョンが使われています。これはつまり、Novaを実現するコア技術が高い成熟度に達しており、製造パートナー、特に自動車1次部品の供給業者にライセンス可能であることを意味すると考えています。」  

CES 2022革新賞の受賞者に関する詳細情報は、CES.tech/innovationでご覧いただけます。2022年1月、セプトンは他の多くの受賞者と共に、CES 2022の革新賞ショーケースエリアで、製品の展示を行います。また、セプトンのブース(5518番、LVCCウェストホール)では、Novaのほかにも、スマートモビリティー向けライダーソリューションの包括的なポートフォリオを展示して、自動車やスマートインフラのアプリケーションを紹介します。詳細についてはセプトンのウェブサイトをご覧ください。

セプトン・テクノロジーズについて

セプトンは、自動車(ADAS/AV)、スマート シティースマートスペース、スマートインダストリー用途など多様な市場向けに最先端のインテリジェントなライダーベースソリューションを提供しています。セプトンが特許を取得したMMT®ベースのライダー技術は、スマートアプリケーション向けに長距離・高解像度の3D認知を提供する、信頼性の高い、拡張性と費用対効果に優れたソリューションを実現します。

2016年に設立され、幅広い最先端ライダー・イメージング技術について合わせて20年超の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なライダーソリューションの商業化に注力しています。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、ドイツ、カナダ、日本、インド、中国に拠点を置き、世界的な顧客基盤は急速に拡大しています。詳細についてはウェブサイト(www.cepton.com)をご覧いただき、TwitterLinkedInで当社をフォローしてください。

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Cepton: Faithy Li – media@cepton.com

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