「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査

プレスリリース発表元企業:株式会社Insight Tech

配信日時: 2021-09-16 15:00:00

調査結果

図1

株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査を実施し、インサイトデータ7,295件をユーザーから収集。回答の男女比較、年代比較を行い、自由回答については「ITAS」による分析を行いました。以下、結果をご報告いたします。
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■ ■分析結果詳細
1:男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図1、図2)
・「オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。
・年代別で見ると10代、60代以上では60%近い割合で関心が高くなった競技が「ある」と回答しています。
・他の年代でも50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しており、テレビやインターネットなどメディア観戦を通じて、今まであまり知らなかった競技に関心を持った層が多数いたことが分かりました。

【図1】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。
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【図2】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。
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2:男女ともに「スケートボード」への関心が最も高くなったと回答。 (図3、図4)
・オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「スケートボード」となりました。
・男性は2位が「バスケットボール」、3位が「卓球」。女性は2位が「卓球」、3位が「バスケットボール」でした。
・東京オリンピックから採用された新しい競技や、日本人選手がメダル獲得や入賞など活躍した競技が上位3位となった状況です。
・他の新しい競技では、「スポーツクライミング」が男性の6位、女性の7位、「サーフィン」が女性の10位となりました。
・年代別で見ても、「スケートボード」「卓球」「バスケットボール」は上位となっています。
・40代、50代で10位となった「自転車競技」をさらに細かく確認すると、40代の「自転車競技」の回答25件のうち「BMX」が12件、50代の「自転車競技」の回答19件のうち「BMX」が10件を占めており、この内容からも新しい競技への関心が高くなったことが分かりました。

【図3】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。
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【図4】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。
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3:男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図5)
・「パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。
・年代別で見ると20代は関心が高くなった競技が「ある」の回答は38.5%となりましたが、その他の年代は40%以上が「ある」となっており、特に30代以降は年代が高くなるにつれて「ある」の割合が高くなりました。
・60代以上では55.1%が「ある」と回答しています。

【図5】あなたはパラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。
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4:男女ともに「ボッチャ」への関心が最も高くなったと回答。 (図6)
・パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「ボッチャ」、2位は「車いすバスケットボール」、3位は「競泳」となりました。
・「ゴールボール」「5人制サッカー」など、パラリンピックのみで実施される競技も関心が高くなったことが分かりました。
・年代別で見ても、「ボッチャ」「車いすバスケットボール」は上位となっています。
・20代、60代以上では「シッティングバレーボール」が10位以内となっています。パラリンピックの各競技を多くの人が観戦し、関心を持った様子が分かりました。

【図6】あなたがパラリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/276101/img_276101_8.png

5:男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回った。 (図7)
・「オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか」を伺うと、男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。
・男性の方が女性よりも「開催してよかった」の割合が高い結果でした。女性は「どちらとも言えない」が最も高い結果でした。
・年代別で見ても、すべての年代で「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。しかし約30%から約40%は「どらとも言えない」と回答しており、開催後も賛否が分かれる状況であることが分かりました。

【図7】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか。
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6:「開催してよかった」の理由では「勇気をもらえた」「感動をもらえた」といった内容が多い。「開催しないほうがよかった」の理由では「コロナ感染者が増えた」「感染が拡大した」といった内容が多い。(図8)
・オリンピック・パラリンピックを開催したことについて「開催してよかった」または「開催しないほうがよかった」とした回答者に「なぜそのように回答したのか」を伺うと、「開催してよかった」の理由からは、「勇気をもらえた」「感動をもらえた」「元気をもらえた」といった内容が見られました。選手が頑張っている姿から、勇気や感動、元気をもらえたことがよかったと評価していることが分かりました。
・逆に「開催しないほうがよかった」の理由からは、「コロナ感染者が増えた」「医療が逼迫している」「緊急事態宣言が出ている」といった新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う医療現場への影響を心配している内容が見られました。コロナが落ち着いてから実施してもよかったのではないか、という意見も見られました。

【図8】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、なぜそのように回答したのか教えてください。
※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。
※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。
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画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/276101/img_276101_12.png
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/276101/img_276101_13.png

7:またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、「北海道」で開催して欲しいの声が多い。(図9)
・「もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか」を伺うと、男女ともに1位「北海道」、2位「東京都」、3位「大阪府」となりました。
・「北海道」や「東京」と同様に過去にサミットを開催した「沖縄県」や、過去にオリンピック・パラリンピックを開催した「長野県」も上位となりました。
・東日本大震災の震災地である「福島県」や「宮城県」も上位となっており、震災復興を世界に届ける機会として、開催してほしい地域として選ばれているのではないかと考えられます。

【図9】もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか。
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/276101/img_276101_11.png


【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー
■調査期間:2021年9月7日
■有効回答数:7,295件


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