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東証グロース市場250指数先物概況:現物株安と米株先物の下落で大幅反落
記事提供元:フィスコ
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:現物株安と米株先物の下落で大幅反落
12月11日の東証グロース市場250指数先物(12月限)は前営業日比15pt安の655pt。なお、高値は673pt、安値は654pt、日中取引高は2800枚。前日10日の米国市場のダウ平均は反発。FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが市場予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決定後、ダウは上げ幅拡大、またナスダックはプラスに転じた。FOMCメンバーによる政策金利の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。パウエル議長は会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、ダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大する展開となった。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2pt高の672ptからスタートした。FOMCを通過したことで朝方は買い優勢で始まったものの、高寄り後に失速。固有の悪材料は無いものの、一部バイオベンチャーや宇宙ベンチャー株が売られたことで、投資家心理が悪化した。米株先物の下落により、午後に下げ幅を拡大し、大幅反落となる655ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>やノースサンド<446A>などが下落した。《SK》
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