[写真]千葉大など、「ダークマター」の重力進化を高精度でシミュレーション―宇宙初期から現在まで

2015年5月4日 16:49

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今回のシミュレーションで得られた、宇宙誕生から138億年後(現在)の構造。一辺が約54億光年に相当し、その一部を順に拡大して表示している。右下はこのシミュレーションで形成した一番大きい銀河団サイズのダークマターハロー。多くのハローが形成され、その中心には銀河が、さらに銀河中心にはブラックホールが存在していると考えられる。(千葉大学と国立天文台の発表資料より)

今回のシミュレーションで得られた、宇宙誕生から138億年後(現在)の構造。一辺が約54億光年に相当し、その一部を順に拡大して表示している。右下はこのシミュレーションで形成した一番大きい銀河団サイズのダークマターハロー。多くのハローが形成され、その中心には銀河が、さらに銀河中心にはブラックホールが存在していると考えられる。(千葉大学と国立天文台の発表資料より)

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  • ダークマターの分布の進化。明るさはダークマターの空間密度を表し、明るいところは密度が高くなっている。宇宙が生まれてすぐはほぼ一様(左)だが、時間がたつにつれて(順番に右へ)重力によって集まり、大きな構造が形成されていく。上段と下段は空間スケールが異なる2種類のシミュレーションで、上段は一辺約54億光年、下段は一辺約3.3億光年となっている。(千葉大学と国立天文台の発表資料より)