日野自動車、和泰汽車持分をトヨタ自動車に売却、特別利益301億1600万円計上へ

2026年1月19日 07:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■エンジン認証問題後の財務立て直し、三菱ふそう統合を見据えた施策

 日野自動車<7205>(東証プライム)は1月16日、保有する和泰汽車股份有限公司の持分の全てをトヨタ自動車<7203>(東証プライム)に売却し、特別利益として投資有価証券売却益を計上する予定だと発表した。売却対象は出資比率2.0%に相当する全持分で、売却後の出資比率は0%となる。売却日は2026年2月または3月を予定し、売却益は301億1600万円を見込む。

 同件は、エンジン認証問題に関連して悪化した財務状態を改善し、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を円滑に進めるための施策の一環である。売却先は同社の親会社であるトヨタ自動車で、支配株主との取引に該当するが、独立社外取締役のみで構成する特別委員会への諮問と答申を経て、少数株主に不利益とならないと判断された。

 取引条件の妥当性や手続の公正性については、外部法律事務所の助言を受けつつ検証が行われ、利害関係を有する取締役は審議から除外された。これらの手続きを踏まえ、取締役会は全会一致で持分譲渡契約の締結を決議した。売却益は2026年3月期決算に計上される見通しで、経営統合に伴う株式交換比率などへの影響はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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