クリーク・アンド・リバー社、ファンコミュニティの特許とAI技術を持つクオンと資本業務提携

2025年12月26日 12:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「JAPAN共創BASE りろかる」の共同事業を加速

 プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R)<4763>(東証プライム)とC&Rグループで投資・事業承継支援を行うC&R EVERLASTING STORY(C.R.E.S.)は12月26日、ファンコミュニティ構築・運営大手のクオンと資本業務提携を締結したと発表。C.R.E.S.はクオンの主要株主の一社となり、中長期的な視点での事業共創を進める。両社はAIとファンコミュニティを軸に、地域創生分野での新たな価値創出を目指していく。

 同提携では、クオンが国際特許を有するビッグデータ分析やAI技術を活用したファンコミュニティ運営の知見と、C&R社が培ってきた全国の魅力を発信するプロデュース力やクリエイターなどのプロフェッショナルネットワークを融合する。東京一極集中や人口減少が進む中、「関係人口」の創出・拡大を通じた地域活性化を図る考えだ。

 具体的な取り組みの中核となるのが、両社の共同事業であるAIファンコミュニティモール「JAPAN共創BASE りろかる」である。同サービスは2025年10月にプレオープンし、全国8エリアの地域コミュニティなどを展開、参加者は8.8万人を超える。生活者データの分析機能を備え、企業や自治体のマーケティング活用にもつながる仕組みとなっている。

 今後は、国内展開に加え、クオンが立ち上げた海外向けコミュニティとも連携し、ASEAN諸国への展開も進める方針だ。両社は、AIとファンコミュニティを単なる仕組みにとどめず、人と地域、企業を結ぶ社会インフラへと進化させることで、持続可能な地域創生モデルの構築を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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