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24日の香港市場概況:ハンセン指数は小反発、クリスマス休暇を控えて様子見ムード
記事提供元:フィスコ
*18:41JST 24日の香港市場概況:ハンセン指数は小反発、クリスマス休暇を控えて様子見ムード
半日取引となった24日の香港市場は小反発。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比44.79ポイント(0.17%)高の25818.93ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が1.29ポイント(0.01%)高の8915.12ポイントで引けた。
金融株の一角が買われ、指数を下支えした。半面、クリスマス休暇を控え様子見姿勢が強く、売買は低調だった。半日取引となる中、本土系マネーの売りが上値を抑え、市場では積極的なリスク選好は広がらなかった。なお、香港市場は25日から26日は休場となる。
ハンセン指数の構成銘柄では、金融や資源関連には買いが入った。エイチエスビーシー(00005/HK)は1.2%高、パワーアセッツ(00006/HK)は1.8%高と金融株の一角が上昇した。また、資源セクターも買われた。中国宏橋(01378/HK)は2.3%高、紫金鉱業(02899/HK)は1.0%高と資源株も堅調だった。
半面、不動産や消費関連に売りが目立った。恒隆地産(00101/HK)は0.9%安、恒基地産(00012/HK)は0.3%安、華潤置地(01109/HK)は0.4%安となった。蒙牛乳業(02319/HK)は1.3%安、李寧(02331/HK)は1.3%安と消費株も軟調だった。クリスマス休暇前で取引が半日に限られ、本土系資金の売りが重荷となり、持ち高調整の動きが強まったことが背景にある。
中国本土市場は6日続伸。主要指標の上海総合指数は前日比20.97ポイント(0.53%)高の3940.95ポイントで引けた。《AK》
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