関連記事
ヤマト運輸、宅急便当日配送サービス開始へ、同一都道府県内運賃も新設
■11月10日から午前預かりで当日14時以降配送可能、追加料金は税込550円
ヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)傘下のヤマト運輸は11月5日、宅急便の当日配送サービスの提供開始と同一都道府県内運賃の新設を発表した。開始日は11月10日で、午前中に営業所へ持ち込まれた荷物を最短で当日14時以降に届ける仕組みとなる。対象は宅急便、クール宅急便、宅急便コンパクト、宅急便コレクトで、利用料は通常運賃に加え税込550円(沖縄県発着は330円)とした。個人・法人を問わず利用でき、鮮度が求められる農水産物や急ぎの納品物、仕送りやギフトなど幅広い需要に対応する。
同サービスは、技術革新やライフスタイルの変化によって高まる「当日中に届けたい・受け取りたい」という需要に応じたもので、宅急便のサービスラインアップを拡充し利便性の向上と事業基盤の強化を図る狙いがある。発送締切時間や対応時間帯は営業所や配送先地域により異なり、詳細はウェブサイトで案内する。
さらに、同一都道府県内で荷物を発送する場合の新運賃区分も導入する。従来の地帯別区分を都道府県単位に細分化し、個人利用者を対象に適用する。対象商品は宅急便、クール宅急便、タイムサービス、宿泊施設向け往復宅急便などで、営業所持ち込みや集荷、宅配ロッカー、コンビニなどから発送可能となる。身近な荷物のやり取りや地域内移動のニーズに対応し、適正な料金設定を通じてサービス強化を進める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
【関連記事・情報】
・【株式市場特集】銀行株とコメ関連株に投資妙味、休暇明け相場で注目(2025/08/18)
・【株式市場特集】決算発表と好材料同時発表で株価急伸の銘柄群を分析(2025/08/12)
・【株式市場特集】株主還元強化で市場に安心感、好業績企業が牽引する新たな投資トレンド(2025/08/04)
・【株式市場特集】利上げなら銀行・円高メリット株、据え置きなら不動産株、日銀金融政策の行方(2025/07/28)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
