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品川リフラクトリーズ Reframaxの株式取得によりグローバル展開とエンジニアリング事業強化を推進
*14:22JST 品川リフラクトリーズ---Reframaxの株式取得によりグローバル展開とエンジニアリング事業強化を推進
品川リフラクトリーズ<5351>は19日、ブラジルにおける耐火物施工を主たる事業とするReframax Engenharia Ltda.(以下、Reframax社)の発行済株式の60%を取得し、子会社化することを決議したと発表した。
取得株式数は16,053,409株で、取得価額は600百万ブラジルレアル(企業価値 1,000百万ブラジルレアルの60%相当額)。株式譲渡契約の締結は2025年3月19日、株式譲渡実行日は必要な社内手続及び当局の承認を経て2025年度第1四半期中の実行を予定している。
Reframax社は、ブラジル国内外の鉄鋼業界に加えて、同社グループが未開拓であった非鉄金属、化学・石油化学、製紙等の多様な分野の顧客へ、耐火物施工のエンジニアリングサービスを提供している。さらに、同社グループが有していない電気・機械工事、土木工事、工業塗装、断熱工事等の関連サービスも兼ね備えている。また、ブラジルを中心に南米等の7か国 21拠点で事業を展開しており、ブラジルでの強固なプレゼンスを基盤に、グローバル展開を推進している。
本株式取得は、同社グループの米州大陸におけるプレゼンスを高めるとともに、エンジニアリング事業の強化に繋がるものである。加えて、双方の人材・技術交流により、施工体制強化及びサービスラインナップ拡充が見込まれ、顧客への高品質かつ迅速な耐火物施工及び周辺サービスの継続的な提供に大きく寄与するものと考えている。さらに、今後はReframax社が加わる「エンジニアリング」セクターと、「耐火物」「断熱材」「先端機材」セクターとの技術交流等を活発に行い、早期のシナジー発現にも尽力していく。
なお、本株式取得後もReframx社においては現行経営陣が中心となって事業展開及び顧客サービス提供を行うことを前提としている。同社グループはReframax社とともにグローバル展開を強力に推進し、安定したキャッシュフロー創出力を強化しながら健全な財務基盤を維持することで持続的な成長投資と企業価値の更なる向上を実現していく。《AK》
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