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アイビー化粧品が一時ストップ高、抗酸化作用を持つ「Nrf2活性化剤」の特許を取得
■Nrf2活性化による新たな健康・美容の可能性を開く
アイビー化粧品<4918>(東証スタンダード)は10月16日、80円高(28.78%高)の358円まで上げて一時ストップ高している。同社は10月15日、「Nrf2活性化剤」の発明について特許査定を受領したと発表。この発明は、天然由来の化合物コノフィリンまたはその薬学的に許容される塩にNrf2活性化作用があることを明らかにしたものである。Nrf2は体内の酸化ストレスに対する防御機構の一つとして知られており、その活性化は様々な疾患の予防や治療に関心が寄せられている。
■天然由来の成分で細胞を保護、様々な疾患の予防に期待
同発明のNrf2活性化剤は、肌ダメージの原因となる酸化ストレス軽減、加齢性疾患の発症遅延、健康寿命の延長など、多岐にわたる研究対象となる可能性がある。化粧品市場や健康食品市場はもちろん、先進的な医療分野においても幅広い産業上の利用可能性が期待される。アイビー化粧品は自社製品への応用とともに、医薬品製造会社等へのライセンス契約を通じて、当該発明の社会利用を推進していく方針である。
特許の有効期間は約19年間(医薬品については5年間の延長制度あり)であり、ライセンス料は将来にわたって同社の収益に貢献する可能性がある。ただし、医薬品分野へのライセンス利用を展開する場合、行政機関の許可が必要となるため、特許ライセンス収益を得るまでには長期の期間を要する。現時点では当期の業績への影響はないが、今後、業績に影響を及ぼす事象が判明した場合には速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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