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米国株見通し:伸び悩みか、買い先行も金融政策や中東情勢を注視
記事提供元:フィスコ
*13:45JST 米国株見通し:伸び悩みか、買い先行も金融政策や中東情勢を注視
(13時30分現在)
S&P500先物 5,795.50(-4.50)
ナスダック100先物 20,214.50(-12.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は14ドル安。米金利は下げ渋り、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
4日の主要3指数は反発。寄付き後に下押しも終盤は強含み、ダウは341ドル高の42352ドルと最高値を更新した。イランとイスラエルの緊張が高まるなか、序盤は売りに押される展開に。ただ、この日発表された雇用統計で非農業部門雇用者数は大幅増、失業率は低下、平均時給は上昇といずれも予想より強い内容となり、ソフトランディング期待の買いが相場を押し上げた。また、決算発表に向け業績改善期待の買いも強まった。
本日は伸び悩みか。前週末の強い雇用統計を消化する展開となり、引き続き軟着陸を期待した買いが入りやすい。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)当局者から今後の大幅利下げに慎重な見解が相次いでおり、買いは限定的となりそうだ。また、今週末から本格化する企業の決算発表をにらみ、金融機関を中心に売り買い交錯の見通し。一方、イスラエルのイランに対する報復攻撃に懸念が一層強まるなか、一段の買いは抑制されるだろう。《TY》
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