サイボウズは一段と出直る、発行株数の最大6%規模の株数を約3か月間で買い付け

2024年9月25日 10:46

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■月次売上高は1年8カ月以上十数%の伸び継続

 サイボウズ<4776>(東証プライム)は9月25日、一段と出直る相場となり、9%高の1920円(166円高)まで上げて約2か月ぶりに1900円台を回復し、その後も1890円前後で売買活発となっている。24日の15時に月次動向「2024年8月度・月次売上高推移」と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。

 自社株買いは、取得株式総数300万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.3%)、取得総額30億円を各上限として、2024年10月1日から同年12月24日まで行うとした。発行株数の6%規模の株数を約3か月間で買い付けることになり、インパクトは大きいとみられている。

 8月の月次売上高は前年同月比15.1%増加し、参考資料として添付された2023年1月からすべて十数%の伸び率を継続した。また、累計ベースの8月の月次売上高も前年同月比14.7%増加し、23年1月からすべて十数%の伸び率を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】彼岸を迎え、相場観に変化か?~不確実性高まる市場で求められる戦略~(2024/09/09)
【どう見るこの相場】9月相場、配当に注目!高配当利回り銘柄がチャンス到来か(2024/09/02)
【どう見るこの相場】震源地不明のマーケット、投資家は「金」に走る?日銀・FRBの思惑と政情不安で株価の行方は?(2024/08/26)
【どう見るこの相場】「植田ショック」のリベンジ相場は基本は業績上方修正でフルとダブルのセット銘柄(2024/08/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事