【株式市場】日経平均は216円高、重工や製鋼が活況高で売買偏在するが4日続伸

2024年9月24日 16:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万7940円59銭(216円68銭高)、TOPIXは2656.73ポイント(14.38ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は16億9699万株

 9月24日(火)後場の東京株式市場は、日銀の植田総裁が午後、大阪で公演とされ、金利と為替を気にする様子があったもよう。半導体関連株や自動車株の値動きが重かった一方、川重<7012>(東証プライム)や東京計器<7721>(東証プライム)が一段ジリ高など防衛関連株の値動きは強く、さくらインターネット<3778>(東証プライム)も業績予想の増額鵜が好感されて一段高、ツムラ<4540>(東証プライム)は大手証券の投資判断が好感されて一段高と、個別材料を買う展開になった。大林組<1802>(東証プライム)も一段ジリ高。日経平均は後場寄りから終盤まで3万8000円(276円高)をはさんで小動きを続け、大引けは216円高で4日続伸となった。

 後場は、日本製鋼<5631>(東証プライム)に続いて愛知製鋼<5482>(東証プライム)、チタン工業<4098>(東証スタンダード)も一段高。アズジェント<4288>(東証スタンダード)は4~6月に為替差損を計上した状況が足元は逆転していることなどが言われてストップ高。セレス<3696>(東証プライム)とグランディーズ<3261>(東証グロース)は株主優待の導入が好感されてストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は16億9699万株(前引けは8億7016万株)、売買代金は4兆3015億円(同2兆1728億円)。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は877(前引けは939)銘柄、値下がり銘柄数は713(同646)銘柄。

 東証33業種別指数は26業種(前引けも26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、保険、電力ガス、非鉄金属、精密機器、鉱業、水産農林、電気機器、建設、機械、パルプ紙、繊維製品、卸売り、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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