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NY為替:米4-6月期GDP改定値の上方修正などを受けてドル強含み
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY為替:米4-6月期GDP改定値の上方修正などを受けてドル強含み
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円53銭から145円55銭まで上昇し、144円99銭で引けた。米4-6月期国内総生産(GDP)、個人消費改定値が予想外に上方修正されたほか、米先週分新規失業保険申請件数も減少し、経済や消費、雇用の底堅さが証明されたため長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米7月中古住宅販売成約指数が予想に反し低下し、過去最低水準に落ち込みドルは伸び悩んだ。米アトランタ連銀のボスティック総裁が「利下げ決定前に、再利上げのリスクがないことを確認する必要がある」など、連邦準備制度理事会(FRB)の慎重姿勢も金利高に連れたドル買いを支援。
ユーロ・ドルは1.1097ドルから1.1056ドルまで下落し、1.1079ドルで引けた。ドイツのインフレ鈍化を受けて追加利下げを織り込むユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、161円25銭まで上昇後、160円32銭まで下落。日欧金利差縮小観測にユーロ売りに押された。ポンド・ドルは1.3146ドルへ下落後、1.3190ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8440フランから0.8494フランまで上昇した。《MK》
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