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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日ぶり反発、自動車・家電に買い
*10:25JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日ぶり反発、自動車・家電に買い
【ブラジル】ボベスパ指数 127492.49 +1.22%
26日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1538.40ポイント高(+1.22%)の127492.49で引けた。日中の取引レンジは125953.28-127699.91となった。
小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善も好感された。7月のFGV消費者信頼感指数は前月の91.1から92.9に上昇。ほかに、米株高や米利下げへの期待感が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2993.23 -1.58%
26日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比48.14ポイント安(-1.58%)の2993.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは2972.53-3060.68となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。利上げの実施が嫌気された。ロシア中央銀行は26日、政策金利を市場予想通り年16.00%から18.00%に引き上げた。また、MOEX指数は2営業日前まで8日続伸しており、過熱感から利益確定売りも継続。このほか、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 81332.72 +1.62%
26日のインドSENSEX指数は反発。前日比1292.92ポイント高(+1.62%)の81332.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同428.75ポイント高(+1.76%)の24834.85で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善も好感された。7月の民営企業の活動指数は61.4となり、前月の60.9を上回った。また、景気対策への期待感も引き続き支援材料。政府は食品価格の上昇抑制策を検討しているほか、電気自動車(EV)パーツの国内調達率を引き上げるよう自動車メーカーに指示した。ほかに、外国人投資家(FII)が4日ぶりに買い越しに転じたことが指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2890.90 +0.14%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.16ポイント高(+0.14%)の2890.90ポイントと5日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国家発展改革委員会などは25日、設備更新や消費財の買い替えを促す「以旧換新」政策を支援するため、超長期国債の発行により調達した約3000億人民元(6兆3900億円)を充当すると表明している。これについて中国国際金融(CICC)は、中国の国内総生産(GDP)成長率を0.3ポイント押し上げる効果が期待できると分析した。《NH》
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