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東証グロース市場250指数先物見通し: 売り一巡後は下げ渋りか
記事提供元:フィスコ
*07:48JST 東証グロース市場250指数先物見通し: 売り一巡後は下げ渋りか
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後は下げ渋る展開を予想。前日18日の米国市場のダウ平均は533.06ドル安の40665.02ドル、ナスダックは125.70 pt安の17871.22 ptで取引を終了。雇用や製造業関連指標が予想を上回り早期利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。連日高値を更新していたダウは利益確定売りに加え、企業決算への警戒感がさらなる売りに拍車をかけ、終盤にかけて下落幅を拡大した。ハイテクセクターが引き続き売られ、ナスダックも続落した。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後、下げ渋る展開となりそうだ。国内で6月の消費者物価コア指数の発表を控えるほか、RSIやストキャスティクスといったオシレーター系指標が高水準にあることから利益確定売りが警戒され、売り優勢のスタートが見込まれる。一方で、日経平均売り・東証グロース買いの動きが観測されるなど、短期資金の循環物色意欲は強く、底堅さをみせれば下げ幅を縮小する可能性もある。米国で重要経済指標の発表がないものの、週末要因もあり、売り買いとも一方的な値動きにはなりにくいと思われる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の683ptで終えている。上値のメドは690pt、下値のメドは670ptとする。《TY》
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