日経平均テクニカル:4日ぶり急反落、「宵の明星」も25日線比の過熱感解消

2024年7月12日 18:15

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記事提供元:フィスコ

*18:15JST 日経平均テクニカル:4日ぶり急反落、「宵の明星」も25日線比の過熱感解消
12日の日経平均は4日ぶりに急反落した。終値は1033.34円安とほぼ安値引けして5日移動平均線を下回り、強い売り圧力を窺わせた。ローソク足は2本連続陰線で終了。昨日と本日ともに42000円前後でマドを空けて「宵の明星」を描き、天井到達からの調整開始リスクを警告している。週足は陽線が5本連続となったが、今週は1563.63円と長い上ヒゲを残しており、上値追い局面が一旦終了した可能性が意識される。ただ、25日移動平均線との乖離率は3.68%と4日ぶりに5%を下回り、過熱感を本日の急反落で一気に解消した格好。25日線や13週線が上向きをキープし、一目均衡表は三役好転の強気形状を維持したため、大勢では依然として買い手優勢の地合いにあるとみられる。《CS》

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