関連記事
日経平均VIは低下、株価下落だが警戒感は広がらず
記事提供元:フィスコ
*14:15JST 日経平均VIは低下、株価下落だが警戒感は広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.59(低下率3.54%)の16.09と低下している。なお、今日ここまでの高値は16.77、安値は16.06。
今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まり、取引開始後も軟調な展開となった。ただ、日経225先物は昨日までの3日続伸で1020円上昇しており、また、昨日は大方の予想を上回る大幅高となったことから、今日の下げは健全なスピード調整の範囲内との見方も多い。こうした状況から、今日は株価は下落しているが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはむしろ後退し、日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
スポンサードリンク