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米国株見通し:伸び悩みか、根強い引き締め継続の観測で
記事提供元:フィスコ
*13:43JST 米国株見通し:伸び悩みか、根強い引き締め継続の観測で
(13時20分現在)
S&P500先物 5,299.50(+2.25)
ナスダック100先物 18,655.00(+8.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は5ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ
3日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは持ち直したが、ダウは軟調地合いのまま115ドル安の38571ドルで引けた。この日発表されたISM製造業景況感指数は予想外に悪化し、景気減速懸念で消費や景気敏感への売りが相場を圧迫してダウは一時400ドル超も下げた。一方で、連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ期待が再浮上。長期金利の低下を背景にエヌビディアをはじめハイテクへの買戻しが指数を押し上げた。
本日は伸び悩みか。今晩のJOLTS求人件数が注目され、市場観測通りに前回を下回れば利下げ期待が高まりそうだ。長期金利の低下を背景にハイテク関連への買いが継続し、指数を押し上げる見通し。ただ、景気後退への警戒感が広がるなか、今週の雇用統計発表に向け関連指標を見極める展開となり買い一巡後は様子見ムードが広がりやすい。足元のFRB当局者のタカ派的な見解が想起され、制約的な政策運営が買いを抑制しよう。《TY》
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