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NYの視点:米新規失業保険申請件数は労働市場の底堅さ示唆、今後増加の可能性も
記事提供元:フィスコ
*07:41JST NYの視点:米新規失業保険申請件数は労働市場の底堅さ示唆、今後増加の可能性も
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(2/3)は前週比9000件減の21.8万件と、前回22.7万件から予想以上に減少した。失業保険継続受給者数(1/27)は187.1万人と、前回189.4万人から予想以上に減少。一部悪天候が影響したとの分析も見られる。ただ、労働市場が依然底堅い証拠を受けて、市場の利下げ観測が一段と後退した。
一方、主要ハイテク各社が今年に入り、ディジタル広告市場がふるわず事業を効率化させるために相次いで雇用削減計画を発表している。電気自動車メーカーのテスラは各職の重要度を社内調査を実施しているとの報道を受けて人削減懸念が強まりつつあるなど、今後、雇用削減が増加、失業保険申請件数も増加する可能性も除外できない。
予想外に強い結果となった1月雇用統計を巡り、米リッチモンド連銀のバーキン総裁は6日、多くの季節的な要因が影響したことに注意を喚起した。《CS》
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