Lenovo、異常発熱の可能性で大容量モバイルバッテリーをリコール

2023年11月27日 16:49

印刷

記事提供元:スラド

Lenovo が 2022 年 1 月 ~ 2022 年 6 月に製造したモバイルバッテリーの一部について、異常発熱に至る可能性があるとして無償交換を発表した(日本版サポート記事米国版サポート記事米消費者製品安全委員会のリコール情報The Register の記事)。

交換の対象は「Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh (ブラック)」で、製品型番が「40ALLG2WWW」、製造日付の表示が「22/01」「22/02」「22/03」「22/04」「22/05」「22/06」のいずれかとなっている個体だ。日本向けサポート記事では「構造強度が不十分」と説明されているが、米国向けサポート記事によれば内部のネジが緩む可能性があり、短絡を引き起こしてリチウムイオンバッテリーが過熱、発火の危険性もあるとのこと。

手持ちの製品が交換対象の場合はすぐに使用を中止し、Lenovo の特設窓口へ連絡して交換を申し込む必要がある。

スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 電力 | ノートPC

 関連ストーリー:
愛媛県庁のサーバー室で深夜にUPSが発煙、昼間から焦げたようなにおいがしていたが見つからず 2023年11月26日
トヨタ、交換用バッテリーにショートの危険があるとしてRAV4およそ185万台を米国でリコール 2023年11月04日
NITE、夏に起きやすいモバイルバッテリーや携帯扇風機の発火に注意喚起 2023年07月03日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事