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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、米金利高も外資の流出懸念を強めた
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、米金利高も外資の流出懸念を強めた
【ブラジル】ボベスパ指数 114193.43 -1.49%
26日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1731.18ポイント安(-1.49%)の114193.43で引けた。日中の取引レンジは114162.28-115922.45となった。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、ブラジル市場にも売りが広がった。また、米金利高も外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3051.92 +0.21%
26日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.52ポイント高(+0.21%)の3051.92ポイントで引けた。日中の取引レンジは3001.92-3051.91となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。また、通貨ルーブルが対米ドルで反発したことも好感された。一方、指数の上値は重い。海外株安を受け、ロシア市場にも買い手控えるムードが強まった。
【インド】SENSEX指数 65945.47 -0.12%
26日のインドSENSEX指数は小反落。前日比78.22ポイント安(-0.12%)の65945.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.85ポイント安(-0.05%)の19664.70で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株安を受け、インド市場も売りが優勢。また、原油価格の高止まりが企業の利益を圧迫しているとの指摘も嫌気された。ほかに、年内の利下げ期待の後退などが圧迫材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インフレ率が2023年度末まで一段と加速すると予測し、年内の利下げが実施されないとの見方を示した。一方、S&Pは、23年度のインドの成長予想を6%に据え置いた。
【中国本土】上海総合指数 3102.27 -0.43%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.33ポイント安(-0.43%)の3102.27ポイントと続落した。
模様眺めのスタンスが継続する流れ。中国では今週、27日に8月の工業企業利益、29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)などが相次ぎ公表される予定だ。中秋節・国慶節の大型連休は今週末にスタートする(9月29日-10月6日、香港は10月2日休場)。ただ、下値は限定的。当局の経済対策に対する期待感が相場を支えている。《CS》
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