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欧米の注目経済指標:8月米雇用統計で非農業部門雇用者数は7月実績を下回る見込み
*14:19JST 欧米の注目経済指標:8月米雇用統計で非農業部門雇用者数は7月実績を下回る見込み
8月28日-9月1日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。
■8月30日(水)午後9時30分発表予定
○(米) 4-6月期国内総生産(GDP)改定値-予想は前期比年率+2.4%
参考となる速報値は+2.4%。個人消費は減速したが、設備投資の拡大が寄与した。財政支援などが押し上げ要因になったとみられる。改定値では一部項目が上方修正される可能性があるが、速報値と同水準となる見込み。
■8月31日(木)午後6時発表予定
○(欧)8月ユーロ消費者物価コア指数-予想は前年比+5.2%
参考となる7月実績は前年比+5.5%。インフレ率は鈍化傾向にあるが、サービス価格の高止まりが続いている。8月については7月実績を下回る見込みだが、5%超のインフレ率となる可能性が高い。
■8月31日(木)午後9時30分発表予定
○(米)7月PCEコア価格指数-予想は前年比+4.2%
参考となる6月実績は前年比+4.1%にとどまり、伸び率は2021年9月以来の低水準となった。2022年における物価高騰の影響で前年比の伸び率は鈍化。7月については複数の項目で上昇率が鈍っているが、住居費などの上昇でインフレ率は6月実績を上回る可能性がある。
■9月1日(金)午後9時30分発表予定
○(米)8月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+16.3万人、失業率は3.6%
7月については、賃金は底堅い伸びを維持、失業率は低下したが、5・6月分の雇用者数の伸びは下方改定されていた。8月についてはレジャー・接客業の雇用者数の伸びは鈍化すると予想されており、非農業部門雇用者数は7月実績を下回る可能性がある。失業率は横ばいか、わずかに上昇する見込み。
○その他の主な経済指標の発表予定
・8月29日(火):(日)7月失業率、(米)8月CB消費者信頼感指数
・8月30日(水):(独)8月消費者物価指数、(米)8月ADP雇用統計
・8月31日(木):(日)7月鉱工業生産速報、(欧)7月ユーロ圏失業率
・9月1日(金):(米)8月ISM製造業景況指数《FA》
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