関連記事
中国BYD製のEVバス、六価クロム使用が判明し日本販売が凍結
記事提供元:スラド
日野自動車が販売を予定していた小型電気自動車(EV)バス「ポンチョ Z EV」の発売が凍結されたという。同バスは中国の電気自動車大手である比亜迪(BYD)によるOEM提供が予定されていた。BYDは昨年、米テスラを抜き、EVの販売台数が世界一となるなどの成長を遂げている。そんな中、同社製品で有毒物質「六価クロム」の使用が判明したそうだ(日経クロステック、TVO テレビ大阪、日刊自動車新聞)。
BYDによると、日本国内で販売している電気バスで、ボルトやナットなどの金属表面のさびを防ぐ目的で六価クロムが使われているとのこと。日本の国内法では六価クロム使用を制限する法規制はないものの、日本自動車工業会は毒性が強いことを理由に2008年から使用禁止にしていたとしている。BYDジャパンでは今後の対応として、2023年末に日本国内で納車を予定する新型EVバスについては、六価クロムを使用しないで製造するとしている。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | ビジネス | 交通 | 中国
関連ストーリー:
電動自動車世界市場、日本は劣勢 海外メーカーが上位独占 2023年01月13日
トヨタのEV戦略、加速 2019年06月13日
パナソニックとTeslaによる電気自動車向け電池生産、他社を大きく引き離す 2018年07月05日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード