長野の「イオンタウン松本村井」、12月10日増床オープン 総賃貸面積は3倍に

2022年11月14日 17:00

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イオンタウン松本村井増床棟のイメージ(イオンタウン発表資料より)

イオンタウン松本村井増床棟のイメージ(イオンタウン発表資料より)[写真拡大]

 イオンタウンは、長野県松本市のショッピングセンター「イオンタウン松本村井」(松本市村井町南)を、12月10日に増床オープンする。新たに増床棟を開設することで総賃貸面積を約3倍に拡充、14店が新規出店する。

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 イオンタウン松本村井は1999年に開業。これまで鉄骨平屋建て延べ約6,400平方メートルの既存棟で営業していたが、鉄骨2階建て延べ約1万4,000平方メートルの増床棟を新設する。これに伴い、14店が新規出店して総店舗数が24店に、総賃貸面積も約1万2,000平方メートル増え、これまでの約5,700平方メートルと比べて約3倍の約1万8,000平方メートルになる。駐車場は約500台分を新設、従来分と合わせて約900台分を確保する。

 核店舗は従来通り、イオングループのディスカウントスーパー「ザ・ビッグ松本村井店」。既存棟から増床棟へ移り、店舗の面積を1.6倍に広げる。店舗拡張分には新たに普段使いの衣料品や家庭用品の売り場を設けるほか、冷凍食品、ペット用品など需要が高まっている商品を充実させる。

 新規出店はドラッグストアの「ウエルシア薬局」、フラワーショップの「はなぐらす」、家電の「テックランド」、農家が出店するフルーツサンドとアイスクリームの「サニー・デイ・サンド」、フィットネスの「カーブス」など。ほかに、松本市が子育て支援センターや高齢者が集う福祉広場の開設を計画している。

 増床棟の屋上には、年間最大68万キロワット時の発電が可能な太陽光発電設備をPPA(電力販売契約)方式で設置し、二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減に努めるほか、急な停電時にも電力使用を可能にする。イオングループの店舗でPPA方式の太陽光発電設備を導入するのは5店舗目になる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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