無印良品、東京・板橋に関東最大級の店舗 11月17日にオープン

2022年11月1日 16:34

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商店街の雰囲気を持たせた売り場のイメージ(良品計画発表資料より)

商店街の雰囲気を持たせた売り場のイメージ(良品計画発表資料より)[写真拡大]

 無印良品を全国展開する良品計画は、無印良品の店舗として関東最大級になる「無印良品板橋南町22」(板橋区南町)を、11月17日にオープンする。商店街の雰囲気を持つ売り場の開設など内装に工夫を凝らすほか、都民の暮らしを支える地域のコミュニティセンターの役割も果たす。

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 無印良品板橋南町22は、山手通り沿いのハタスポーツプラザ跡地に建設される4階建て延べ約7,600平方メートルで、このうち売り場面積が約4,000平方メートル。同じハタスポーツプラザ跡の隣接地にはスーパーの「マルエツ板橋南町店」、ドラッグストアの「どらっぐぱぱす板橋南店」が開店している。

 1階はエントランスと駐車場で、事前に注文した商品をロッカーや駐車場で車に乗ったまま受け取れるサービスが提供される。2階は食品、日用品売り場。中央に商店街の雰囲気を持たせた売り場を設け、東京都産の野菜など地域の顔が見える商品を販売する。また大人も子どもも楽しめるくつろぎの空間や、イベントステージ、資源回収ステーションも併設する。

 3階は衣料品と日用品売り場。洗剤やヘアケア商品の量り売りコーナーを開設し、環境にやさしい売り場を目指す。4階は家具とインテリアの売り場となる。

 地域との連携では、2階のイベントスペースに板橋区が推進する「絵本のまち板橋」と連動し、東京家政大学の教員や学生が選んだ絵本を並べる。地域活性化や地域の課題解決について住民といっしょになって考える、地域井戸端会議「22会議」も設立し、毎月22日に具体的な取り組みを検討する会議を開く。

 さらに、地元で活躍する飲食店と連携。仕出しや惣菜、クラフトビール、スパークリングワインの限定商品を店頭に並べる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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