Tesla、米国で110 万台近くをリコール

2022年9月28日 08:12

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Tesla は 19 日、Model S および Model X 合計およそ 110 万台のリコールを米運輸省道路交通安全局 (NHTSA) に届け出た(リコール報告書: PDFThe Register の記事The Guardian の記事Ars Technica の記事)。

リコール内容は対象車両が電動ウインドウ・パーティション・サンルーフの挟み込み防止機構の安全基準を規定する FMVSS 118 の要件を満たさないというもの。具体的にはウインドウを閉める時の力が強すぎるか、物体を検知したときに逆転するまでの距離が短すぎるという。これにより指などを挟んでしまう可能性もあるが、これまでに事故の報告などはないとのこと。問題は OTA によるファームウェア更新で修正される。実際に負傷者が出ているわけでなく、OTA で修正可能な問題が「110 万台のリコール」などと報じられることについて、イーロン・マスク氏は実情に合わないとの考えを示している。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | アップグレード | 電力 | バグ | IT | 交通

 関連ストーリー:
米国家運輸安全委員会、停止している緊急車両にTesla車が衝突した事故の調査を格上げ 2022年06月13日
Tesla 車の Boombox 機能、米連邦自動車安全基準違反でリコール 2022年02月12日
Tesla、状況によってシートベルト警告チャイムが鳴らない問題でリコールを発表 2022年02月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事