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Instagram、セルフィ―動画使用した年齢確認を米国でテスト
Meta が米国の Instagram ユーザーを対象に、新しい年齢確認の方法をテストしているそうだ(Meta のニュース記事、The Guardian の記事、The Verge の記事、Neowin の記事)。
新しい年齢確認方法は既存の 18 歳未満のユーザーが生年月日を編集し、18 歳未満に変更しようとした場合の年齢確認プロセスで利用可能となるようだ。この場合、従来の身分証明書をアップロードする方法に加え、セルフィ―動画をアップロードする方法とフォロワーに年齢を確認してもらう方法の 2 種類の方法が利用できる。
セルフィ―動画を使用する年齢確認は今回提携が発表された年齢確認サービス Yoti によるものだ。ユーザーがセルフィ―を撮影すると Meta は映像を Yoti と共有し、Yoti はユーザーの顔の特徴から年齢を推定して Meta に伝える。その後、Meta と Yoti は動画を消去する。Yoti では年齢の推定のみが可能で、ユーザーを特定することはできないとのこと。フォロワーに年齢を確認してもらう方法は、18 歳以上のフォロワー 3 人に年齢の証言を求めるというものだ。
顔認識技術による未成年者検出は Tencent が中国向けモバイルゲームで利用しているが、その精度には疑問が残る。一方、Yotiの年齢確認技術は英国政府やドイツの規制当局が利用を認めるなど比較的高い精度が確保できているようだ。
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