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シナネンホールディングスは経常利益の8割増額修正など好感され後場も高い
■エネルギーソリューション事業や電力ICS事業など好調、原油高も寄与
シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は5月11日、次第に反発基調を強める相場となり、3290円(85円高)まで上げた後も堅調で出直りを強めている。10日の取引終了後、2022年3月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、注目再燃となった。経常利益は21年5月に開示した予想を88%上回る32億円の見込み(前期比5.9%増)の見込みに見直した。一転、増益になる。決算発表は5月13日を予定する。
売上高は21年5月に開示した予想を18.4%上回る2890億円の見込み(同33.1%増)に見直した。原油価格やプロパンCPの高騰にともなう販売単価の上昇などが寄与した。親会社株主に帰属する当期純利益は同じく60.0%上回る24億円の見込み(同11.7%減)とした。営業利益の段階でエネルギーソリューション事業の灯油・経由販売などが好調に推移し、電力ICSも順調に推移して予想を上回り、経常利益の段階では原油価格などの変動に対するヘッジとして取り組んだデリバティブ評価益も加わった。純利益には固定資産譲渡益も上乗せされることとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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