個別銘柄戦略:富士通やINPEXなどに注目

2022年5月2日 09:12

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記事提供元:フィスコ


*09:12JST 個別銘柄戦略:富士通やINPEXなどに注目
東京市場が連休中の4月28、29日の米株式市場でNYダウは614.46高、939.18ドル安と乱高下の末に32977.21、ナスダック総合指数は382.60pt高、536.89pt安の末に12334.64、シカゴ日経225先物は4月28日大阪日中比140円安の26730円。為替は1ドル=130.00-10円。週末にかけて4%安となったナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の動きを嫌気し、明日から始まる連休中に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を前に押し目買いも入りにくいなか、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>、ファナック<6954>などのハイテク株のほか、リクルートHD<6098>やファーストリテ<9983>などのグロース株、ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>、Sansan<4443>、ギフティ<4449>などの中小型グロース株が軒並み売られそうだ。一方、今期営業利益計画が市場予想を上回り、ADR市場で大幅高となったアルプスアルパイン<6770>、富士通<6702>などは堅調が予算される。また、著名投資家ウォーレン・バフェット率いる米バークシャー・ハサウェイが1-3月期にシェブロンなど石油関連株を買い増していたほか、株主総会でエネルギー関連株に対して強気な見通しを示していたことから、INPEX<1605>、三菱商事<8058>などには物色が向かう余地がありそうだ。《FA》

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