デンカが後場一段と強含む、110億円の戦略投資で抗原検査キットなどの検査試薬製品の生産を拡大

2022年4月14日 13:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■3月期の決算発表は5月11日の予定で3期ぶり最高益も

 デンカ<4061>(東証プライム)は4月14日の後場、一段と強含み、取引開始後は3340円(65円高)まで上げて出直りを強めている。前引けの午前11時30分に、「約110億円の戦略投資により抗原検査キットを含む検査試薬製品の生産能力増強を決定~ヘルスケア事業をさらに強化し、世界の感染症対策に貢献~」と発表し、注目が強まった。2022年3月期の決算発表は5月11日の予定で、連結純利益などが3期ぶりに最高を更新する見込みの予想としている。

 発表によると、ヘルスケア事業のさらなる成長を目的として、検査試薬の製造拠点である五泉事業所鏡田工場(新潟県五泉市)に約110億円の戦略投資を決定した。生産能力増強だけでなく、デジタライゼーションによりコスト競争力を強化することで拡大する検査需要に対応し、世界の人々のQOL向上に貢献する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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