東京為替:ドル・円はしっかり、ドル選好地合いの継続で

2022年3月14日 17:00

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記事提供元:フィスコ


*17:00JST 東京為替:ドル・円はしっかり、ドル選好地合いの継続で

14日の東京外為市場でドル・円はしっかり。米金融引き締め加速への思惑から、早朝に117円32銭を付けた後は上昇基調を維持。ウクライナ情勢の混迷による有事のドル買いのほか日銀の緩和政策継続を見込んだ円売りで、午後には117円84銭まで値を切り上げた。

・ユーロ・円は128円04銭から128円66銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0939ドルから1.0900ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円117円70-80銭、ユーロ・円128円70-80銭
・日経平均株価:始値25,338.64円、高値25,631.01円、安値25,299.64円、終値25,307.85円(前日比145.07円高)

【経済指標】
・特になし

【要人発言】
・ロシア外務省
「和平交渉の進展はウクライナの妥協次第」
「国連平和維持軍をウクライナに派遣する理由はない」
・米ホワイトハウス
「米仏首脳はロシアの責任を問う姿勢を強調、ウクライナ支援で一致」
・シルアノフ・ロシア財務相
「中国とは協力関係の維持だけでなく、西側の市場閉鎖のなか拡大できる」
・サリバン米大統領補佐官
「中国がロシアの制裁逃れを支援すれば、間違いなく報いを受けることになる」
・在米中国大使館
「緊迫状況のエスカレートや制御不能を防ぐことが現在の最優先事項」
・磯崎官房長官
「為替の安定は重要、日本経済への影響を注視する」《TY》

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