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ドンキのNHK受信料払わなくてもいいテレビ、再販へ NHKも対策研究中か
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」でプライベートブランドとして昨年から販売されている「ネット動画専用スマートTV」。このテレビはAndroid OSを搭載し、外部機器なしでネット動画を視聴できるというもの。テレビチューナーを内蔵していないことから、放送法64条が規定する「NHKの放送を受信することができる受信設備」にも該当しないため、NHK受信料を支払わなくていいテレビであるとしてネット上では話題となっていた。ただ製品自体は初回生産分6000台を各店舗で販売していたが売り切れ店舗が続出していたという。このため6000台の追加生産を行っていた。この再生産分に関して、ドン・キホーテは2月中旬に再販する方針だとしている。なお価格に関しては24型が税込2万1780円、42型が税込 3万2780円となっている(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスリリース[PDF]、ITmedia)。
とはいえNHK側もネット配信へのシフトを進めつつある。産経新聞の記事によれば、昨年末放送の「第72回NHK紅白歌合戦」第2部の平均世帯視聴率は34.3%と過去最低となったもののNHKはこの数字を悲観していないという。ネット配信など視聴体制の多様化により、ネット配信する「NHKプラス」では、68万人が紅白を見ていた実績があるためだという。NHKプラスは受信料を払っていないと見られないサービスであるため、現状のままではネット動画専用スマートTVのような製品の利用者からは受信料を取ることはできない。このため4月以降に行われる予定の実証実験を通して、ネット受信料を取るための手段を研究しているのではないかとの見方もあるようだ(産経新聞)。
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