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ホンダ、新型ステップワゴンを初公開 新装備も続々と発表
ホンダは7日、今春発売予定の新型ステップワゴンのジャパンプレミアをオンラインで行った。先行サイトでは一部カットのみ公開されていたが、ジャパンプレミアではシンプルかつクリーンなイメージの「STEPWGN AIR」と、上質なこだわりのある「STEPWGN SPADA」が公開された。
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先行予約は2月上旬から予定をしており、「STEPWGN SPADA」にはさらに質感を高め、機能の充実を図った「PREMIUM LINE」も用意される。
■エクステリア
これまでのトレンドであるぎらついたオラオラ感のフロントフェイスから脱却を図り、シンプルなデザインに変貌した。初代、2代目をほうふつとさせるボディライン、タル型ボディでドアハンドル部分がトップになるように設計。複雑なラインはとらず、奇をてらわないデザインとしたところが新型ステップワゴンの特徴だ。
「AIR」と「SPADA」のエクステリアのすみ分けはわかりやすくできており、フロントグリル、バンパーが異なることから主にその役目を担っている。「SPADA」に関しては全周を囲うようにメッキパーツも装着。テールゲートスポイラーは大型のものを採用し、縦型のテールランプと組み合わせることで主張もしっかりするようになっている。
カラーリングは、プラチナホワイトパール、スーパープラチナグレーメタリック、クリスタルブラックパールの共通色が3色。「AIR」はフィヨルドミストパール、シーグラスブルーパール、「SPADA」はトワイライトミストブラックパール、ミッドナイトブルービームメタリックの専用色が用意されている。
■インテリア
インテリアはリビングのように居心地がよく、柔軟に使いこなせるがポイント。7人乗りにはキャプテンシートとロングスライドを採用し、中寄せもレバー1つで行える。3列目は床下に収納するダイブダウン式を採用したことで、後ろへのスライドもしっかりできるようになっている。
またキャプテンシートにはオットマンをグレード別に採用したことで、さらに居心地がよくなるように配慮している。インストルメントパネルは水平基調のデザインをしており、e:HEVのシフトパネルはボタン式を採用。写真に写っているナビはディーラーオプションの11.4インチ Honda CONNECT ナビで、国内ミドルミニバンとしては最大サイズを誇るという。
Aピラーは広い視界を確保するためにまがった形状をしており、歩行者の存在に気づけるようになっている。
■機能、装備
テレマティクスサービスなどの「Honda CONNECT」や、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」などを装備。注目するべき装備はパワーテールゲートと静電スイッチだ。
パワーテールゲートはステップワゴン初で、開度を記録できる。全開位置まで開くことができない環境では、非常に役立つ機能だ。両側スライドドアを標準装備しており、既存のドアハンドルはそのままに新たに静電スイッチを採用した。スイッチを軽く触れるだけで開閉ができ、荷物を持っていても操作可能。また2列目にもスライドドアスイッチを装備しているため、ハンドルを使う必要が無く、利便性を向上させた。
新型ステップワゴンにはe:HEV車、ガソリン車、福祉車両が用意されている。なお福祉車両は、車いす仕様車とサイドリフトアップシート車の2つが設定されている。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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