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メキシコペソ円は、もち合いとなりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:40JST メキシコペソ円は、もち合いとなりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、メキシコペソ円について、『ドル相場が堅調に推移する見込みであるため、もち合いとなりそうだ』と述べています。
今週は5日に昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、7日には12月米雇用統計が発表されます。
陳さんは、『いずれも利上げを後押しするような内容になると予想され、ドル買いが強まり、新興国通貨であるメキシコペソには重石となろう。一方、メキシコも追加利上げが予想されており、ペソの下値はサポートされよう』と考察しています。
次に、『メキシコ銀行(中央銀行)は昨年12月16日の金融政策委員会で、政策金利を0.50%引き上げ5.50%にした。5会合連続の利上げとなった。市場予想を上回る利上げ幅がサプライズとなり、メキシコペソ相場を押し上げた』と伝え、続けて、『21年12月前半の消費者物価指数(CPI)は、前年同期比で7.45%上昇した。変動の激しい品目を除いたコアインフレ率は5.87%と、市場予想の5.70%を上回った。名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は−1.95%で、実質金利をプラスにするためには、さらに2.0%ポイント程度の利上げが必要とされるため、今年も利上げへの期待が強まるだろう』と述べています。さらに、『7日に発表される12月消費者物価指数(CPI)は、前年比予想7.66%で、前回の7.37%から加速する見込み』と推測しています。
また、『ディアスデレオン総裁は12月いっぱいで退任となり、1月1日付けでロドリゲス新総裁が就任した。ロドリゲス新総裁は金融政策の経験がほとんどなく、ロペスオブラドール大統領の影響を受けるとの警戒感があるが、同大統領はこの憶測を一蹴し、中銀の独立性は確保されているとした』と言及しています。
こうしたことから、陳さんはメキシコペソ円の今週のレンジについて、『5.50円~5.70円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月5日付「メキシコペソ円今週の予想(1月4日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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