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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、11月雇用統計に注目
記事提供元:フィスコ
*14:23JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、11月雇用統計に注目
■上昇、根強い緩和縮小観測やオミクロン株への警戒感後退で買い強まる
今週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)は、政策金利の据え置きを決め、債券購入プログラムの検討を来年2月会合で行うとしたが、緩和縮小観測は根強く、豪ドル買いが優勢になった。また、新型コロナウイルスのオミクロン株について、重症化しにくいとの見方やワクチンも3回目接種で有効の可能性が指摘され、豪ドル買いが強まった。取引レンジ:78円93銭-81円72銭
■底堅い展開か、11月雇用統計に注目
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の緩和縮小観測が根強いなか、11月雇用統計の発表が注目される。前回10月分は予想以上に悪化したが、豪主要州の都市封鎖期間と重なっていたことが要因といられており、その後は急回復しているようだ。失業率の低下など雇用情勢の改善が確認された場合、豪ドル買いがやや強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・16日:11月雇用統計(10月:失業率5.2%、雇用者数増減-4.63万人)
・16日:ロウ豪準備銀行総裁講演
・16日:豪準備銀行四半期報告
予想レンジ:80円50銭-82円50銭《FA》
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