星光PMCは「セルロースナノファイバー」事業への注目が再燃し堅調に推移

2021年12月7日 17:20

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「CNF」で電球を発光、日本製紙が成功との報道を受け連想が波及

 星光PMC<4963>(東1)は12月7日の後場693円(6円高)で始まり、前場の一時696円(9円高)に続き堅調に推移している。製紙用薬品の大手だが、木質由来の新素材CNF(セルロースナノファイバー)、AgNW(銀ナノワイヤ)などの事業化を推進しており、日本製紙<3863>(東1)がCNFを用いた蓄電体で電球を光らせることに成功し2023年度にはドローン用電池での実用化を目指すと同日付の日本経済新聞が伝え、CNF事業への感心が再燃している。

 また、星光PMCは、東証が22年4月の移行を計画する新市場区分で「プライム市場」を目指すと発表済みで、これに向け、「流通株式時価総額」の基準を満たすための取組を発表済み。CNFやAgNWの事業化推進に加え、環境製品の提供を通じた地球環境への貢献も進める。次期中期計画の発表を22年2月中旬に予定するとしているため、これに向けて期待と注目が強まると予想されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの株】アオイ電子は業績上方修正を見直し突っ込み買いも一考余地(2021/08/15)
【特集】9月末に株式分割の権利付き最終日を迎える銘柄に注目(2021/08/30)
【特集】残りの夏相場は秋相場に備えて「オータニさ~ん」関連株などの癒し系投資も一法(2021/08/23)
【どう見るこの株】安江工務店は21年12月期2Q累計順調で通期上振れの可能性(2021/08/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事