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アシックスが後場一段と強含む、スマートシューズを用いた医療分野でセルソースほかと共同研究
■まずは「変形性膝関節症」改善に向け歩容(歩行の特徴)を定量化
アシックス<7936>(東1)は11月16日の後場、一段と強含んで2923円(80円高)まで上げ、反発幅を広げて出直っている。先に発表した第3四半期決算が大幅増益だった上、16日付で、スマートシューズ開発の株式会社ORPHE(東京都渋谷区)、再生医療関連事業のセルソース<4880>(東マ)と3社協働でスマートシューズを用いた医療分野での共同研究を開始すると発表し、注目されている。
発表によると、まずは、潜在的患者数が多い「変形性膝関節症」の改善に向け、治療を行う患者の歩容(歩行の特徴)を定量化することを目的とした共同研究を実施する。患者に使用するシューズは、アシックスとORPHEが共同開発したランニングスマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」をベースとして新たに開発するもので、履いて歩くだけで患者のストライドやピッチ、接地の角度や着地衝撃などを計測することができるという。将来的には医療機関と連携し、患者の歩容データから運動機能に障害が現れる兆候を予測するなど、予防医療の分野につなげることも視野に入れているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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