大阪金見通し:上昇か、インフレヘッジ手段としての金需要も

2021年11月10日 07:45

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記事提供元:フィスコ


*07:45JST 大阪金見通し:上昇か、インフレヘッジ手段としての金需要も
大阪取引所金標準先物 22年10月限・夜間取引終値:6634円(前日日中取引終値↑22円)

・想定レンジ:上限6680円-下限6600円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は上昇しそうだ。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方から金が買われやすい地合いとなっている。また、10月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.6%上昇と、9月の同0.5%上昇から上昇率が高まったことから、インフレがさらに意識され、ヘッジ(回避)手段として金の投資需要も指摘された。こうした動きを受け、ナイトセッションで金先物は上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。《FA》

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