大阪・松原の大型複合商業施設「セブンパーク天美」、11月17日オープンへ

2021年10月14日 07:24

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整備が進むセブンパーク天美(セブン&アイ・ホールディングス発表資料より)

整備が進むセブンパーク天美(セブン&アイ・ホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 セブン&アイ・ホールディングスが、大阪府松原市天美東で整備している大型複合商業施設「セブンパーク天美」が、11月17日グランドオープンと決まった。商業とエンターテイメントを融合した施設で、約200のテナントが出店する。大阪市や堺市から交通の便が良い場所にあり、地元の松原市は大阪府南部の商業拠点として期待している。

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 「セブンパーク天美」は、松原市土地区画整理事業で開発された約6万7,000平方メートルの敷地に整備している5階建てで、1~3階が店舗、4~5階と屋上が駐車場になる。売り場面積は約4万5,000平方メートル。約2,100台分の駐車場を確保する。

 出店する店舗は約200。食品スーパーの「ライフ」、シネマコンプレックスの「TOHOシネマズ」、玩具・ベビー用品の「トイザらス・ベビーザらス」、家電量販店の「ジョーシン」、生活雑貨の「ロフト」、バラエティスポーツ施設の「VSパーク」などが登場するほか、大型鮮魚専門店の「魚河岸中與商店」、肉巻きずし・伊勢うどんの「伊勢や」、大衆中華の「大福飯店」、韓国コスメの「Cosmetic SAMI」など大阪初上陸、新業態の店舗も多い。

 ほかに、ハワイの街並みを体感できるフードコートや米ニューヨーク・ブルックリンのコニーアイランドをモデルにした公園、「ニューまったら横丁」と命名されるカウンター席中心の食物販ゾーン、松原市民図書館の返却ポスト、市政情報のデジタル案内板も登場を予定している。

 現地は近鉄南大阪線の河内天美駅から歩いて10分の国道309号、阪神高速6号大和川線が交差する交通要衝の地で、阪南大学のキャンパスやスポーツパークまつばらなどが近くにある。大型複合商業施設の出現で周辺の宅地開発の動きが活気づいている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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