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南アフリカランド円は、底堅く推移しそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:48JST 南アフリカランド円は、底堅く推移しそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は、底堅く推移しそうだ』と述べています。
続けて、『ジャクソンホール会議、8月米雇用統計の2つの重要イベントを受けて南アランドを押し上げられた。8月米雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が予想以上に伸びていなかったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)によるテーパリング(購入資産の段階的縮小)が後ずれするとの見方が強まった』と解説し、『金融緩和が当面の間、続くことからドルの上値が重くなることが予想され、ドル建てコモディティは堅調に推移しそうで、資源国通貨の南アランドにとってはポジティブ要因となろう。7日発表の南ア第2四半期GDP前年比予想+17.8%と、前回-3.2%より大幅に改善する見込み』と分析しています。
次に、『南アフリカ準備銀行(中央銀行)のクベン・ナイドゥ副総裁は先月25日、インフレ見通しが落ち着いていることを踏まえると、中銀は段階的に金利の正常化を進められるとの考えを示した』と伝え、『一部の新興国はインフレ兆候を受けて利上げに動いているが、南ア中銀は依然として政策金利を3.5%に据え置いている。ナイドゥ副総裁は、景気回復に伴い政策金利は中銀政策委員会が「中立金利」として適切な水準と考える6.0─7.0%に向かい上昇すると指摘した。ただ、少なくともあと1─2年は金利を緩和的な水準で維持することが可能と説明しており、金融引き締めを急がないとの姿勢を見せた』と言及しています。
また、『最大の貿易相手国である中国の景気が減速していることも懸念要因だろう』と考察しています。
こうしたことから、陳さんは、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.40円~7.80円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月7日付「南アフリカランド円今週の予想(9月6日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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