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国内外の注目経済指標:日本の4-6月期GDP改定値は上方修正の可能性
*14:27JST 国内外の注目経済指標:日本の4-6月期GDP改定値は上方修正の可能性
9月6日-10日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■7日(火)発表予定時間は未定
○(中)8月貿易収支-予想は547億ドルの黒字(米ドルベース)
参考となる7月の貿易黒字額(ドルべース)は、565.9億ドル。輸出は前年比+19.3%、輸入額は同比28.1%。輸出は伸び悩んでいるが、鉱物資源の輸入減少などで輸入額の伸びは鈍化しており、貿易黒字額は増加している。8月については輸出額の伸びは鈍化傾向にあることから、貿易黒字額は7月実績を下回る可能性がある。
■9月8日(水)午前8時50分発表予定
○(日)4-6月期国内総生産改定値-予想は前期年率+1.6%
財務省が9月1日発表した4-6月期法人企業統計調査によると、企業設備投資はまずまず堅調。改定値で個人消費が上方修正される可能性は低いが、設備投資の伸びが想定されており、速報値の前期比年率+1.3%から上方修正される可能性がある。
■9日(木)午前10時30分発表予定
○(中)8月消費者物価指数-予想は前年比+1.1%
参考となる7月実績は前年比+1.0%。同月の生産者物価指数は前年比+9.0%の高い伸びを記録したが、消費者物価指数は低い伸びにとどまっている。この状況は8月も特に変わっていないことから、消費者物価指数の上昇率は7月並みの水準にとどまる見込み。
■9月9日(木)午後8時45分結果発表
○(欧)欧州中央銀行理事会-予想は金融政策の現状維持
ECB理事会メンバーであるオーストリア中央銀行のホルツマン総裁は、今回開催の理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の縮小について検討できる状況になっているとの見方を示した。金融政策は現状維持の公算だが、ECBは金融緩和策の段階的な縮小に向けて動き始める。
○その他の主な経済指標の発表予定
・9月7日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(独)7月鉱工業生産、(欧)4-6月期ユーロ圏域内総生産確定値
・9月8日(水):(日)7月経常収支、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・9月9日(木):(独)7月経常収支
・9月10日(金):(英)7月鉱工業生産、(米)8月生産者物価指数、(加)8月失業率《FA》
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