メキシコペソ円は、ボラテリティの高い展開になりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2021年8月25日 17:34

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記事提供元:フィスコ


*17:34JST メキシコペソ円は、ボラテリティの高い展開になりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、メキシコペソ円について、『今週のメキシコペソ円は、ボラテリティの高い展開になりそうだ』と述べています。

続けて、『今週はメキシコの重要な経済指標が複数発表される。23日には小売販売高、24日には隔週8月消費者物価指数(CPI)、25日には第2四半期GDP成長率、26日には7月失業率、メキシコ中銀金融政策決定会合議事録。インフレ率は小幅低下ながら、GDPは大幅に改善する見込み』と述べています。

また、『12日には政策金利を4.25%から4.50%に引き上げたが、今後の金融政策に関して中銀はどのようなスタンスでいるのか等々、ペソの動向に大きな影響を与えよう。追加利上げへの示唆があればペソは上昇しよう』と分析しています。

一方で、『26~28日に開催されるジャクソンホール会合で、パウエルFRB議長がタカ派的な姿勢を見せた場合、ドル買い・ペソ売りが広がる可能性がある』と言及しています。

陳さんは、『メキシコペソ円は、5.45円を下回り、一目均衡表の雲を割り込んだ。ただ、6月の安値5.3円が維持されている以上は、レンジ内でのもち合いといえよう』と考察しています。

こうしたことから、メキシコペソ円の今週のレンジについて、『5.30円~5.60円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月24日付「メキシコペソ円今週の予想(8月23日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

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