8月17日のNY為替概況

2021年8月18日 04:20

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記事提供元:フィスコ


*04:20JST 8月17日のNY為替概況
 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円18銭へ弱含んだのち、109円66銭まで上昇して、引けた。

米7月小売売上高が予想以上に鈍化したほか、米8月NAHB住宅市場指数も予想外に7月から低下したためいったんドル売りが強まった。ただ、地政学的リスクの上昇でドル需要が強まったほか、根強いFRBの早期緩和縮小を織り込むドル買いに拍車がかかった。

  
ユーロ・ドルは1.1770ドルから1.1709ドルまで下落して引けた。

  
ユーロ・円は128円70銭から128円26銭まで下落。

  
ポンド・ドルは1.3796ドルから1.3726ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9100フランから0.9149フランまで上昇した。

[経済指標]

・米・7月小売売上高:前月比−1.1%(予想:-0.3%、6月:+0.7%←+0.6%)・米・7月小売売上高(自動車除く):前月比−0.4%(予想:+0.2%、6月:+1.6%←+1.3%)・米・7月小売売上高(自動車・建材除く):前月比−1.0%(予想:‐0.2%、6月:+1.4%←+1.1%)・米・7月鉱工業生産:前月比+0.9%(予想:+0.5%、6月:+0.2%←+0.4%)・米・7月設備稼働率:76.1%(予想:75.7%、6月:75.4%)・米・8月NAHB住宅市場指数:75(予想:80、7月:80)・米・6月企業在庫:前月比+0.8%(予想:+0.8%、5月:+0.6%←+0.5%)《KY》

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